国際ヨガ協会

ヨガの力

栃木壬生学園学園長 腰塚弘子


私のヨガとの出会いは、必ずしも平穏なものではありませんでした。スポーツが得意で見かけよりはストレスに弱い中胚葉、元気が取り柄のような私が高いストレスによって体が動かなくなってしまった時期があり、その状態は到底受け入れがたいものでした。
病院でもらちの開かない日々。そんな時、ふと脳裏をかすめたのは、学生時代に経験した合気道での呼吸法でした。「ヨガならもしかして」と、起死回生を願いヨガを始めました。“三歩進んで二歩下がる”ような状態ではありましたが、ヨガの後は「温かく溶けていく」、今まで味わったことのない感覚が、鉛のような身体に染み込みました。運動とは違う体への響きを実感すると同時に、その理由を究明したくなり現在に至っています。
そして、ヨガを学び進めるに従い、その苦しみは、無智な自分自身がもっと良く強くなるための必然であったことを知りました。実際、東日本大震災においては、ヨガで学んだ多くの言葉に支えられ、力強く、家族とともに乗り切ることができました。
今は主人の事業の手伝いと両立しながら、細々と学園長をさせて頂いております。ヨガの指導を始めた時から、最初の生徒さんが鯉沼さんです。健康に関心が高く、お互いに切磋琢磨できる仲間です。
多くの気づきを授けてくれたヨガとの出会いに心から感謝いたします。
感謝合掌

インナームーブ208号より