国際ヨガ協会

《初心不忘》を大切に

長崎西山学園 学園長 田中はぎえ

ヨガとの出会いは、10年ほど前にちょっと意外な場所でした。

それはなんと、先輩の還暦祝いの宴で…余興に友人2人が“ヨガ”のポーズを披露した時が初めてでした。たしか、ネコのポーズとかだったと記憶していますが、無理のないその伸び伸びとした動きに、気持ち良さが伝わってきました。

当時、ヨガ歴2年ほどだと言っていた友人が、硬かった体も徐々に柔軟性が出てきたという話を聞いて、ますます興味がわきました。その後、友人の誘いで山口先生の教室で体験をさせてもらい、呼吸と共にゆっくりと体を動かす心地良さを実感して、早速、教室に通うようになりました。山口先生に初めてお会いした時、「ヨガを長年続けられて以来、病気知らずでやってこられたのも“ヨガ健康法”を実践することで、自然治癒力がはたらいているからだと思う…」と、張りのある良く通る声で指導される、その姿から、“気”を感じたのを今でも思い出します。

入会した頃の私は、デイサービスで介助の仕事をしていて、ヨガでリフレッシュできればと、週1回の教室が楽しみでした。ヨガをした後の、気持ち良い開放感がなんとも言えず…すっかり“ヨガ”にはまり、先生の後押しもいただきながら、いつの間にか指導者を目指していました。2年ほど前からは、念願の教室を開講できましたが、最初の頃は、当然ながら不安だらけでした。個性も体もそれぞれ異なる生徒さんを前にして、適切な指導もできず未熟な自分に落ち込んだりしました。しかも開講間もなく、原因不明の腰痛に悩まされたり、胆石除去手術を受けたりと、アクシデント続きでした。そんな時も、山口先生の適切なアドバイスで勇気をいただき、何とか克服できて感謝しています。学園長として歩み出してまだ1年足らず…試行錯誤の連続ですが、指導者として押しつけのヨガだったり、ポーズだけにこだわりすぎて、ひとりよがりにならぬように…生徒さんには、自身の体と向き合うことで、“気持ち良い感覚”を味わい、それが日々の精神的な支えとなり、生き甲斐にもなれるように、サポートできればと思います。今後も1年に数回催される各分野の先生方のご指導による、“勉強会”で学んだ知識や技術を生徒さんに提供して、共有できるように“初心不忘”を念頭にがんばりたいと思います。 感謝合掌

インナームーブ164号より