国際ヨガ協会

豊かで実りある人生を

会津若松学園 学園長 木村剛

全国の皆さま、おかげさまで元気です。昨年は、心暖まる多くのご支援をいただきありがとうございました。私たちの住むここ会津は福島県の西に位置し、津波の被害こそ免れましたが、放射能の風評被害で観光客が激減し、経済的に大変なダメージを受けてしまいました。しかし、盆地という地形が幸いしたのか放射能の値も低く、農作物の被害もほとんどなく、観光客も少しずつ戻ってきています。

さて昨年は、会津で私と星惠子さんの2名が学園長の認定を受け、12月10日に開校式を挙行しました。式典には松嶌会長と古澤先生にご出席いただき、会長には「会津を励ます会」という演題で、3時間の長きに渡り講演していただきました。会長の話に参加者は皆、興味津々に耳を傾け、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

さて話は変わりますが、今回の学園誕生に際し、私たちが忘れてはならない人物に古澤先生がいらっしゃいます。私がヨガを始めたいと思ったとき、人に習っていたのでは長続きしない。ヨガを継続させるには、自分が先生になり教室を持つしかない。そんな単純な発想から、知人にヨガの先生の紹介を頼みました。その先生こそ古澤先生だったのです。先生は月に2度、3時間から4時間もかかる道のりを、山形県新庄市から会津まで通うはめになったのです。先生はそれから3年間、一度も遅刻も休むこともなく、雨の日も凍てついた雪道も通い続けたのです。ツルツルの雪道、しかも真っ暗な夜道、皆で心配して見送ったあの時を、今でも忘れることができません。私たちはくじけそうになった時、古澤先生のことを思い、感謝し、心を奮い立たせてヨガを続けてきました。そうした7年の間で、皆とてもスタイルがよくなり、美しくなりました。皆びっくりしたり喜んだり競い合ったりで、ますますヨガにはまっています。

これからは、ヨガの素晴らしさを多くの人に伝え、仲間作りに励み、豊かで実りある人生を目指したいと考えています。

会長、古澤先生、諸先生方、全国の皆さまこれからもよろしくお願いします。感謝合掌

インナームーブ161号より