国際ヨガ協会

ステキな喜びを生徒さんとともに

大分西支部 支部長 安部博美

彼女がヨガ教室に入ってきました。何度も小さく頭を下げながら。私の話を静かな態度で聞く寡黙な人です。私は彼女の両手両足が凄しいしもやけになっていることが心配なのです。手は真っ赤に腫れ、そしてあかぎれも。子どものグローブのようになっています。足も指全部が赤紫色。手と足が助けてと言わんばかりの状態です。私は彼女にいつも言います。「手も足も働き者なのよ。お風呂に入ったら毎日手と足はマッサージをしてあげてね。世界にひとつしかない貴女の大切な体なんだから」と。

彼女のチャレンジが始まります。1年目、少し赤みがとれたかな。2年目、赤みはないけどボヨボヨ。3年目、美しい細い指、プルプルピカピカです!足も美しくツルツル! 彼女は言います。「やっと人前に手も足も出せるようになった。うれしい、うれしい」と。こんなステキな喜びを生徒さんとともにできる私は本当に幸せ者です。ヨガの先生をしていて良かったと思える一瞬。今の彼女は輝いています。私は彼女に「がんばったね」と大きな大きなエールを送ります。

感謝合掌

インナームーブ200号より