国際ヨガ協会

夢の実現に感謝して

鮭川学園 学園長 柿崎和枝

私が小学校の低学年の頃、よく見る夢がありました。山深い水の流れる洞窟の中に住んでいる人が座っている。私は仙人と呼んでいました。あれは子供の頃のあこがれだったのかなと思っています。あれから40年余り経った今、子供の頃、なにげなく見ていた夢がヨガに出合った事で、少しは実現できて驚きとしあわせを心の中で「ふ」と感じます。
 現実の日常は農家の主婦であり、パートの会社員、8人家族のばあちゃんとさわがしい毎日。ヨガに出合う前は表面は元気で明るく、丈夫だったかもしれません。(周りの友達はそう言ってくれました。)しかし、私の内面は、家族に対する怒り、不満、世の中の理不尽さ、正義の無さ、そして自分に対しての不安、そんな物でいっぱいだった様に思います。心が嫌な事だらけだったので、春の田植え、秋の稲刈りが終ると決まった様にギックリ腰になり、床に就きました。毎日一回はおなかが痛くなり、これも布団をかぶってじっとしていました。
 ヨガを始めて10年過ぎた頃から心がとてもザワザワしなくなり、そういえば毎月床に就く事、カゼを引く事、ギックリ腰もないなぁと気付きました。お教室を始めて2年目、その間事故もなく病気にもならずに、休まず続けてこれた事に奇跡を感じ、いつも協力して下さるたくさんの友達、そして生徒さんに感謝している日々です。
 タイムの前、掃除を始めます。今日の香はバラにしよう。そう言えば今まではさっぱりスッキリ、柑橘系ばかり…。私の中でも毎日変わって行く自分、生徒さんの小さな変化、気づきに癒され、パワーを貰っています。日の出町教室は名前のごとく朝日がガラス窓からハッキリと教室に入り、鮭の子教室はスグそばに川が流れ、水の音が聞こえ、鮭が登る場所。自分が願っているように自然に色々な事が流れているのを感じます。まだまだ未熟な指導者でありますが、数千年前に神様が与えて下さったプレゼント、ヨガ。「がんばらないで あきらめない」。これからも生徒さんと一緒に紐をほどき、包み紙を一枚一枚楽しみながらほどいていきたいと思っています。
合掌

インナームーブ114号より