国際ヨガ協会

茅ヶ崎支部 支部長 竹之内禮子

茅ヶ崎支部 支部長 竹之内禮子

私は巨樹、大木が好きです。何百年も生きてきた堂々たる幹を見ていると、その強い生命力を分けていただける様に思われます。そして又、その大きく広がった枝葉の間から太陽の光がこもれ陽となって、何とも言えないあたたかさを感じます。こうした大きな木にはよくしめ縄がかけられています。これは人々にとってこの大きな木が敬うべき対象であることを示しているのではないでしょうか。私たち日本人は、神様をまつった社だけでなく。周囲の自然の中にも神様が宿ると考え、それを敬ってきた、と以前教えられたことがあります。日本の仏教や神道は自然との共存を大切にしています。都市化が進んでしまって淋しい寺社もありますが、神社やお寺は森や林の中にあるのが一番自然の様に思われます。シイの木、カシの木、クスの木といった常緑樹に囲まれ、大木に両腕を広げ体を押し当て、その樹と対話をすると、皆が古来からの伝統、自然をもっと大切にしてくれると生きやすいのに、と言っている様に聞こえてくるようです。ともあれ、これからも出来るだけ多くの大きな木と出会って、その木が見つめてきた歴史を想像してみたり、生命力を分けていただこうと思っています。

インナームーブ44号より