国際ヨガ協会

出会いに導かれる幸せ

いわき中央学園 学園長 大谷元子

30代の頃の私は身体の健康と同時に心の拠り所を求めて模索していました。転勤先の宇都宮で北村先生のヨガに出会い、先生が東京に越され益子先生に引き継がれ、このお二人の先生に出会うことによって私の世界が少しずつ広がっていきました。いつも自信が持てずにもう一歩前に出られなかったのにいつの間にかヨガの実践会に参加していました。身体が固くて悲鳴をあげていた私からは考えられなかったことでした。そして身体の使い方と心のくせを新しい観点からみていく谷村先生のアレクサンダーテクニークとの出会い。「何もしなくていいから大谷さん向きよ」と益子先生。「そんなラクな勉強あるんですか?」そんな安易な気持ちでのスタートでしたが、それは何とも不思議なものでした。本当に何もしないで、サヴァアサナでただ身体を観るだけでした。先生にどんな感じですか。と聞かれても何もわからない。ラクどころか何も感じられなくてとまどうばかりでしたが、やめようとは思いませんでした。先生のお話はとても新鮮で心に響くものだったのです。今までの心のもやもやが少しずつ晴れていくようでした。それまでの私は「ハウツー本」を読みあさってましたが、それは「自分を置きざりにして良いことだけを取り入れようとしているので何も変わることはない。あなた自身に聞くことが大事なのです」と云われ、初めて自分と向き合うことを教わりました。自分探しの旅の始まりでした。まだまだわからないことだらけです。今でも先生のお話は不思議に新鮮なのです。何才になっても学べることはとても幸せなことです。そして心だけは年齢に反比例していけたらと思っています。
感謝合掌

インナームーブ116号より