国際ヨガ協会

山形中央支部 支部長 阿部有子

山形中央支部 支部長 阿部有子

 今は亡き恩師の薄衣先生との出会いから二十六年、動機は父が風呂上がりに体を動かし、ヨガのポーズらしい事をしていて、体に良いのかもしれないと思い、当時会計事務所に勤めていた私は、肩こり、便秘が治れば、できたら痩せればいいな位単純な気持ちで入りました。それから色々な形に変化し、一般健康ヨガから始まり、自分の状況と共に、自分の体を通して子育てしながら、マタニティヨガ、親子ヨガを始めました。そして、山形で開催する、べにばな国体を機に、日大山形高校ボクシング部にスポーツヨガを始めてもう十四年になりました。バランス、集中力、体の修正、監督にヨガをやってから打たれ強くなり、倒れなくなったと言われます。メンタルな部分も選手との信頼関係が出来、最近では監督に、誰々が調子悪そうなので何か悩みがあるのかカウンセリングしてほしいと言われる様になりました。
最近では高校生より、中学生、いや小学生にと、今はスポ少の時代から体の作り直しをやらなければいけないほど、まっすぐ立つ事すら満足に立てない子供達が増えています。そして、小学生のブラスマーチングにヨガを取り入れ、歩き方、立ち方、呼吸を教えて、子供達のがんばる力、素直さ、伸びる力に驚かされました。そしてその年始めて全国出場を手に入れ、今年も神戸の全国大会へ行き、優秀賞、グッドサウンド賞に輝きました。そして、「評価の中にいつも姿形が良いと言われヨガのおかげです」と顧問の先生が言ってくれます。
私が始めた頃は年代層が高く、健康になる為、病後の回復の為といった人達が多かったけど、時代と共にあらゆる人達が求める様になってきたと感じます。大人も子供も、いやされる心、健康な体を求めています。そうしなければ生きれない時代になっているのかもしれません。色々な人との出会い、ヨガを一生の勉強として行きたいと思ってここまで歩いてきた自分。これからも行き先がいっぱい。人それぞれのドラマがある様に、私も辛く、苦しいドラマがありました。それでも今あるのは父母はもちろん弟夫婦、トレーナー、生徒さん達に助けられ自然体で生きられたのは愛があったから。これからも周りの人達を道づれに旅は続くと思う。今を大切にヨガの旅をして行きたいと思います。自然体でいられることの喜びをかみしめながら。ここまで私を支えてくれた人達、いっしょにヨガを歩んで来た人達に感謝しながら。夢と希望と愛を与えられる自分でいる為に、また明日がんばろうと思う毎日です。

インナームーブ61号より