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| [1]ヨガ教室に通って変わったこと |
| 福岡・小倉学園 野中厚子さん |
| 勤めの合間、週に一度の身体ほぐしのためにヨガ教室に通い始めて6年が過ぎました。とくに身体が弱いとか慢性の病気があるということではなかったのですが、運動不足解消のためにと漠然とヨガを選びました。
仕事も年数を重ねるうちにストレスがたまり、週末には必ずといっていいほど頭痛がして体調が変化するのを感じるようになりました。歯車のように組み込まれた機構のなかで黙々と任務に従事しながらも、自分では気づかないうちに呼吸を浅くし、筋肉を委縮させて、心までをも乱していたわけです。ストレスが人間にとって大きな悪影響を及ぼすことを身をもって体験した一人です。最近、いろいろ考えた末に退職しました。すると何かふっ切れ、身体の不調もすっかり良くなり精神的にも余裕ができ、気が楽になりました。すると今では私にとってヨガが生活の一部だったんだと感じています。 教室で身体のこと、食すること、気のことなど、私の知らなかった知識を教えてく ださいました。もっとヨガを知りたい、またヨガによって得られた数々の英知を、一人でも多くの方に伝えたい、そんな思いが募って、今まで躊躇していた指導者への道を目指しています。
ヨガを始めた頃、自分が教える側の立場になるなんて夢にも考えたことがありませんでした。 また自分の思いとか、自分の伝えたいことを生徒さんにどう伝えられるか。人に伝えることの難しさも少し分かりかけてきました。自分が生徒でいるときはなにげなく夏の暑さをやり過ごしていましたが、休息している時に入ってくる風や、のどかな風 景が一服の清涼感を与えてくれていることに気づきました。これも、身体や心に余裕ができて見過ごしていたところが見えてきたからでしょうか。これからは気持ちを癒すことのできる指導者を目指してゆきたいと思います。いろんなことが見えてくるかと思うと楽しみと同時に不安ですが、精一杯、それでいて力まずマイペースで、そして自分のカラーで進んでいければと、願っています。「教えることは、学ぶこと」ですから |
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ヨガエッセイコンクール 2000年度[最優秀賞] |