20世紀最後の満月の夜。宮島の[ヨガフェスティバル]で中村俊一さん(リスポンス協会・神戸元気村)に紹介していただいた『ひろしま2001の集い』(12月11/12日)に参加しました。
 “大地を目覚めさせてはならない。我々はその眠りを守る部族だ”という古い言い伝えをもっていた、アメリカ・ニューメキシコ州のホピ族。実際にその地からウラニウム鉱が採掘され、原子爆弾となって広島を襲ったのでした。
かな 。戦後ずっと守られてきた“原爆の残り火”とともに、ホピの代表と数十人の 日本人が東京−広島間を、土地を浄め祈りながら歩かれた「ピースウォーク」。その火からともした祈りの灯籠を、私もひとつ流しました。
 2日間にわたった講演や音楽や舞踊など、盛りだくさんの熱気あふれるプログラムのなかで、被爆者のおじいさんの語りが痛切でした。忘れられるものなら、忘れたい! 体験したものにしか、わからない! その思いを必死で抑えて話される苦しさが、じわり伝わってきました。悶えるように話された、あのお姿が今も私の胸を締めつけます。カルマの法則は被爆された方々にもはたらいたというのか。理不尽にしか思えない悲しみや苦しみの向こうに、どんな果報があるというのか…。考えながら見上げた次の夜、月は空に澄んだ光を放っていました。思考も祈りも、忘れさせるような存在感をもって。

                ◇ ○ ◇

 21世紀は[ヨガ健康法]がもっと大切な役割を担うことになることを予感します。いや、担わなくては“たいへんなこと”になるとさえ思えます。さらに学び、励みましょう。ヨガはとてつもなく高い山ですから、広い裾野に登山口は無数。自分の道を決めて登りましょう。途中で脇道にそれたり、立ち止まったりしながらも、一歩一歩頂上をめざし続けましょう。時には嵐に会ったり、落石に襲われたりすることがあっても、登り続けることが“生きること”なのですから。
 師範会で分担している各「分科会」も、「研究会」に育ち、やがてはひとつの「協会」にまで高くそびえ立つことを期待しています。[春のサットサンガ]もさらに充実した学びの場となるはず。乞うご期待!

 最後に、この1年ごくろうさまでした。ご尽力に感謝します! 合掌
PULSE
2000.12.
「あなたが選んだから、世界はいまのような状態なのだ。」
『神との対話』
NEXT
HOME
PULSE
20世紀を振り返る(続き)〜新しい一歩を前に
http://www.interq.or.jp/tiger/amana/Namaenonai-shinbun/Namae104-hiroshima.html